A creative studio focused on brand strategy,
visual identity, CGI, key art, packaging, and film.

Café de Paris

Café de Paris
CLIENT:
Pernod Ricard Japan
ROLE:
  • パッケージデザイン
DATE:
2021~

カフェ・ド・パリは、フランスを代表するリキュール スパークリングワインメーカー 「ペルノ社」が生み出したスパークリングワインです。 豊富なフルーツフレーバーの商品ラインナップが特徴で、世界で初めてライチフレーバーを世に出したことでも知られており、フレーバーについて多くのノウハウを持ったフランスで信頼の厚いメーカーです。多彩なラインナップを持ったカフェ・ド・パリはシーズナルボトルにも力を入れており、アーティストやイラストレーターとコラボし、特別仕様のパッケージをシーズンごとに発表しています。ZYLAでは2021年からそのシーズナルボトルのアートディレクションを担当しています。

チョークボーイ with WHW!

2021年はチョークアーティストのチョークボーイ率いるWHW! (What a Hand-Written World ! )とコラボレーションし、ミックスド・ベリー、スウィート・チェリーの2種のシーズナルボトルをデザインしました。WHW!をコラボアーティストとして招待した理由は、その作風がカフェ・ド・パリの世界観とマッチしつつも、手描きのイラストやタイポグラフィが主役になることでポップさがより強調され、今まで届かなかった購買層にまでアプローチできると考えたためです。

チョークによる手書きのタイポグラフィを得意とするWHW!には、フレーバーのイラストだけでなくそこから想起されるフレーズも描き起こしていただいています。様々なテイストで書かれたタイポグラフィはまるでストリートグラフィティのようにボトルを彩ってくれました。特別にカフェドパリのロゴもチョークアートで表現されています。ラベルだけでなくネック部分にもWHW!によるイラストと文字が散りばめられたことで通常品とは異なるポップな世界観のシーズナルボトルを作り上げることができました。

創作あーちすと・俳優 のん

2022年は創作あーちすと・俳優であるのんとコラボレーションし、シトラス・ミックス、スウィート・チェリーの2種のシーズナルボトルをデザインしました。俳優業にとどまらず、音楽、映画製作など幅広いジャンルで活動するのんはアーティストとしての一面も持っており、過去にも多くのアート作品を発表してきました。今回はのんが好んで使用するモチーフ「リボン」をカフェ・ド・パリと絡め、「フルーツ××リボンパーティ」をコンセプトに、はじける泡の楽しい雰囲気を表現していただきました。

シーズナルボトルが発表されるたびに毎年様々なメディアで取り上げられ話題になっています。シーズナルボトル発売記念イベントも毎年多くの来場者で賑わいを見せ、カフェ・ド・パリファンは毎年の新たなコラボレーションを待ち望んでいます。

CREDITS:

Directed by ZYLA
Art Direction and Design:
Hiroki Fujimaki
Creative Direction:
Teruo Furuno (I&S BBDO)
Illustrator:
CHALK BOY with WHW!
non