A creative studio focused on brand strategy,
visual identity, CGI, key art, packaging, and film.
ジェイアール東日本企画(Jeki)は、今まで広告しか放映されていなかった電車内のビジョンを活用して、新たなコンテンツメディアにできないか画策していました。
日々、通勤・通学で多くの人に使用される電車を、少しでも感情を引き起こすものにしたい。退屈な移動時間からワクワクするような時間へ。そんな思いからこのプロジェクトはスタートしました。
スマートフォンも良いけれど、車内のビジョンを見上げてくれれば、面白いコンテンツが。「Look Up(見上げる)」をキーワードに、ZYLAはTRAIN TVのチャンネルアイデンティティの制作、もといブランディングに参画させて頂きました。
チャンネルアイデンティティ
「車内ビジョンをテレビ局化する」という他に例のないプロジェクトのチャンネルアイデンティティを表現するために、我々は「電車」とTRAIN TVによって変化させられる「カラフルな世界」をテーマにキーアートを制作しました。
電車だとひと目で分かりつつも、平凡な日常の電車ではなく、TRAIN TVで放映される7つのジャンルのコンテンツカラーに則したアイデンティティです。毎日の通勤で見てもワクワクするような、非日常的な世界観を目指しました。
ブランドカラー
ブランドカラーに関しては、それぞれの番組ジャンルを象徴するコンテンツカラーを、チャンネルアインデンティティのCGと同時に開発していきました。
モーションロゴ
ロゴタイプの目が上を向く動きを合図に、スイッチが入るかのように3DCGの背景タイポグラフィが上昇します。「Look Up」をコンセプトにしたモーションロゴを開発しました。番組内でトランジションとして使用されています。
OOHへの展開
駅構内のデジタルサイネージや大型の交通広告にも展開していきました。幻想的な世界へ次々と乗り替わっていくデジタルサイネージは、スマートフォンで撮影していく通行人の方もいたり、特にご好評をいただきました。
成果
私たちの関わった本プロジェクトの一連の制作物はジェイアール東日本企画から非常に高い評価を受け、現在も番組内や交通広告で使用されています。
これからも多くの人の目に触れられることに期待しつつ、この新しい試みが成功していくことを願っています。