A creative studio focused on brand strategy,
visual identity, CGI, key art, packaging, and film.

BETTER DAY(S) PRIORITY

BETTER DAY(S) PRIORITY
CLIENT:
BETTER DAY(S) PRIORITY
ROLE:
  • ブランディング
  • ビジュアルアイデンティティ
  • パッケージデザイン
  • WEBデザイン
DATE:
08 DEC 2022

BETTER DAY(S) PRIORITY2022年に誕生したファッションディレクターの行定幸治氏が手掛けるジュエリーブランドです。 行定氏は「このブランドが、美意識を再認識するきっかけになり、身につけた人にとって良い日とともにある存在になってほしい。既存の枠にとらわれず、自分にとって大切なものを選びとるきっかけになれば」とブランドに対する想いを語っています。 ZYLAは本ブランドのロゴからパッケージ、ウェブサイト、商品写真など細部に至るまでアートディレクターとして携わっています。

ブランドフィロソフィー

BETTER DAY(S) PRIORITYはブランドフィロソフィーに「no boundary」「less is more」「shuhari」「anonymity」「inherit」という5つのワードを掲げています。 これらのワードはブランドの根幹を成すものであり、ブランド全体のデザインもこの考え方に基づいています。シンプルに、ミニマルに、そしてたまにズラしてみる。やりすぎても良くないし、やらなすぎても良くない。こうした考え方がBETTER DAY(S) PRIORITYの世界観を形成しています。

ロゴデザイン

華美で装飾的なロゴデザインは必要ないというのがBETTER DAY(S) クリエイティブチームの当初からの共通認識でした。ブランドフィロソフィーに基づいた考え方でもあり、先々の運用の仕方も当初の段階からイメージされていたためです。ロゴ単体で使うことに限らず、商品写真やビジュアルの上に置いて使用されるようなイメージです。そのため造形は写真の邪魔をしないシンプルな方向を目指し、小さくても読みやすく力強いイメージを失わないように検証を重ね、最適なウェイト、カーニングを導き出しました。

ECサイト

ストレスなくサイト内を回遊できること、購入できることが最重要と考え、無駄な装飾やアニメーションは極力削ぎ落としました。そうなると画面はどんどんシンプルになっていくため、文字の大きさ・行間や表記方法、写真の大きさ・比率には最大限気を配り、そこを徹底的に磨き上げていきました。これも「less is more」の考え方です。 また、プロダクトがシルバーリングのためトップページはモノクロ、商品写真もグレー背景で統一することでブランド固有の世界観を作り出すことに一役買っています。

ツール展開

BETTER DAY(S) PRIORITYは実店舗を持たずECのみでの販売となるため、購入後に手元に商品が届いた時のユーザー体験は非常に重要だと考えました。ジュエリーボックスや商品の配送箱を兼ねたパッケージのデザイン、紙袋などブランドの全ツールを細部まで丁寧にデザインし、隅々までブランドの世界観を行き渡らせることを心がけました。ツールによってロゴのサイズを細かく調整することや、ジュエリーケア説明書など、小さなツールまで妥協することなくデザインの手を入れることで得られる信頼感もあるのだと私たちは確信しています。

CREDITS:

Directed by ZYLA

Art Direction and Design:
Hiroki Fujimaki
Creative Direction:
Koji Yukisada
Producer:
Yu Katahira (Baby Tokyo)
Photographer:
Tomoko Yamane